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【家族滞在ビザ】婚姻の真実性の調査について
2015年03月19日
これまでの相談を通して思うことは、どうも多くの人が、結婚してすぐに家族滞在ビザの申請をしてはいけないと思っていることです。すぐに申請したら、結婚の真実性について疑われるのではないかと思うようです。
家族滞在ビザの申請の主な用件は2つです。
1つは、家族滞在ビザを申請する人の配偶者の不要能力
もう1つは、婚姻の真実性です。
ここでは、家族滞在ビザの申請に関する婚姻の真実性の調査についてお話してみましょう。
結論から言うと、家族滞在ビザの申請における婚姻の真実性の調査は、そこまで厳格ではありません。よって、結婚したばかりでもすぐに申請することは可能です。
なぜ、家族滞在ビザの婚姻の真実性に対する調査はあまり厳格ではないのでしょうか?
それには、家族滞在ビザで活動できる範囲について言及する必要があります。
日本人の配偶者ビザや永住者の配偶者ビザは、仕事をしたいとき、勤務時間や企業等、特に制限はありません。 また、3年経てば永住申請が可能です。
一方、家族滞在ビザは、毎週のアルバイトの時間が28時間以内と定められており、永住申請の際の在留期間の緩和要件もありません。家族滞在ビザの人は、扶養者の条件に頼らないと、自力で永住申請をすることもできないのです。
よって、これらの観点から見ると、偽装結婚をしてまで家族滞在ビザを取得する価値があると思う人がいるかというと・・・ いないとはいえませんが、おそらくあまり多くはないのではないかと推測できます。
よって、家族滞在ビザ申請の際の婚姻の真実性に関する調査は、日本人の配偶者や永住者の配偶者の申請と比べて、あまり厳格ではないのではないかと思います。
※以上は、個人的見解で、入国管理局の回答ではありません。