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【コラム】ビザの緩和と外国人犯罪率

2016年05月31日

日本は、ここ数年、観光立国を目指すべく、外国人のビザの緩和や観光客の誘致に力を入れており、政府は、今年の3月には、2020年には年間4000万人の外国人観光客数を目標とすることを決定しました。 ちなみに、2015年の外国人観光客数は約1974万人だったので、そこから考えると倍増を目標としていることになります。

実際に円安や東京オリンピック開催、ビザ緩和の影響で、今年の外国人観光客数は過去同時期比で過去最高の人数を記録しています。

一方で、外国人の不法残留(オーバーステイ)者数は、平成5年をピークに一貫して減少していましたが、2015年、22年ぶりに増加しました。その背景には、ビザ緩和が影響しているといわれています。

外国人観光客の増加は、日本にとって経済効果も大きく、非常に魅力的です。 しかし、保守的な感覚の強い日本です。外国人観光客増加の効果や恩恵は、一般の日本人には感じづらいことがあり、外国人犯罪の増加のみがクローズアップされ、日本人の対外国人感情の悪化につながる可能性も否定できません。

経済効果と犯罪率増加、そのバランスをどのように考えていくかは非常に悩ましいところですね。

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